メルセデス・ベンツ Aクラス
従来のメルセデスの価値観を打ち破るような、スポーティでカジュアルなスタイル。
スタイリッシュなフォルムを特徴とするが、荷室容量を十分に確保することで、日常的な用途にも十分にこたえる。
コンパクトカーの中でも一番新しさがあり、細かいところまできっちり作りこまれています。
価格の面からしても一押し。
基本情報・燃費・サイズ
グレード名 | A180 Style | A180 | A180 Sports | A250 SPORT 4MATIC |
---|---|---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4300×1780×1435mm | 4355×1780×1420mm | ||
ホイールベース | 2700mm | |||
トレッド 前/後 | 1555/1550mm | 1545/1545mm | 1555/1560mm | |
車両重量(kg) | 1430 | 1430<1460> | 1440<1470> | 1530<1560> |
最小回転半径 | 5.1m | |||
エンジンタイプ | 直4DOHCターボ | |||
総排気量 | 1595 | 1991 | ||
最高出力(kW[ps]/rpm) | 90[122]/5000 | 160[218]/5500 | ||
最大トルク(N・m[kg-m]/rpm) | 200[20.4]/1250~40000 | 350[35.7]/1200~4000 | ||
トランスミッション | 7速AT(7G-DCT) | |||
駆動方式 | FF | 4WD | ||
JC08モード燃費 | 17.6 | 13.7<13.2> |
※A 180 Styleは、受注生産。
※<>はパノラミックスライディングルーフ装着時。
新車価格表(グレード別)
グレード | 価格(万円・税込) |
---|---|
A180 Style | 296万円 |
A180 | 326万円 |
A180 Sports | 387万円 |
A250 SPORT 4MATIC | 529万円 |
購入見積もり/維持費(概算)
項目 | 金額 |
---|---|
車両本体価格 | 3,018,519円 |
車両本体消費税 | 241,841円 |
自動車税(年額) | 39,500円 |
自動車取得税(40%減税) | 32,500円 |
自動車重量税(25%減税) | 11,200円 |
自賠責保険料 | 40,040円 |
リサイクル料金 | 19,830円 |
リサイクル料金 | 60,000円 |
合計 | 3,463,070円 |
値引き額・最安値の相場(新車/新型)
グレード | 値引き額 | 最安値 |
---|---|---|
A180 Style | 13万~29万円 | 267万円 |
A180 | 15万~32万円 | 309万円 |
A180 Sports | 13万~29万円 | 358万円 |
A250 SPORT 4MATIC | 14万~30万円 | 499万円 |
新車では値引き額のアップには限界があります。
車の買い替えであれば、車の下取りを複数社に依頼することで、買い取り価格を数十万円もアップすることができるため、トータルの値引き額を大きくすることができます。
また、近場で売ると決めている場合でも、愛車の買取価格の相場を知ることで、買い取り交渉を有利に進めることができます。
ベンツ Aクラス モデルチェンジ 歴史
今でこそ、プレミアムコンパクトというカテゴリーが確立しているが、1990年代後半に、Aクラスが先駆者として登場したのが始まりだった。
初代(1st 1997年)
環境車のベースも想定された構造
初のコンパクトとして登場した初代Aクラス。
日本仕様は1.6リットル直4と5速ATとの組み合わせをラインナップ。
のちに1.9リットルも加わっている。
また社内はシートが脱着可能なお、積載性向上にも力が入れられていた。
基本諸元(初代)
全長×全幅×全高 | 4365×1785×1545mm |
---|---|
ホイールベース | 2425mm |
車両重量 | 1110kg |
エンジン型式 | 166 |
エンジンタイプ | 直4SOHC |
排気量 | 1598cc |
最高出力 | 102ps/5250rpm |
最大トルク | 15.3kg-m/4000rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/トルクアーム |
タイヤサイズ | 195/50R15 |
二代目(2nd 2004年)
基本的には初代のキープコンセプト
初代からの正常進化で、2重フロアも継承されているが、ボディサイズはひとまわり拡大。
前後サスも新型となった。
1.7リットルと2リットル直4で、2リットルにはターボも用意された。
高剛性モノコックを採用する。
また二十フロアはボディ剛性向上にも貢献している。
基本諸元(二代目)
全長×全幅×全高 | 3850×1765×1595mm |
---|---|
ホイールベース | 2570mm |
車両重量 | 1320kg |
エンジン型式 | 266M20 |
エンジンタイプ | 直4SOHC |
排気量 | 2034cc |
最高出力 | 136ps/5500rpm |
最大トルク | 18.9kg-m/3500-4000rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/スフェリカルパラボリックスプリングアクスル |
タイヤサイズ | 195/55R16 |
三代目(3rd 2013年)
Cセグメントへと大胆に進化
それまでのトールスタイルから一点したのが現行型。
Cセグメントとなり、存在感も大いに増している。
トランスミッションはメルセデス・ベンツ初となるCVTを採用。
初代同様にエンジンと組み合わせると斜めに長い形となり、フロア下に下端が来るように搭載された。
衝突時に下に潜り込ませるためだ。
基本諸元(三代目)
全長×全幅×全高 | 4355×1780×1420mm |
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ホイールベース | 2700mm |
車両重量 | 1440kg |
エンジン型式 | 270 |
エンジンタイプ | 直4DOHCターボ |
排気量 | 1595cc |
最高出力 | 122ps/5000rpm |
最大トルク | 20.4kg-m/1250-4000rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/マルチリンク |
タイヤサイズ | 225/40R18 |
これまでを振り返って
Aクラスは、1997年のフランクフルトショーで発表された。
それ以前にも短距離移動者の頭文字を並べた「NAFA」やスタディAなどが存在していた。
メルセデス・ベンツが小型車、その意義について考えてみる
欧州の伝統あるプレミアムメーカーのエンジンは、直6以上を基本とし、進化発展してきた。
特に戦前期においては必要十分たるパワーを得るためには多気筒&大排気量は必須であり、それを搭載するボディについても大型が前提となっていたのは当然のことだった。
数あるプレミアメーカーのなかで、ガソリン自動車を発明したメルセデス・ベンツは別格だけに、コンパクトなモデルを出すというのはありえないことのように思えた。
しかし、時代の趨勢というものがある。
21世紀を見越す形で、メルセデス・ベンツは1970年あたりからシティコミューターやEVのベースとしての小型車の研究を開始していたのもまた事実である。
その表れが'82年に登場したNAFAで、素朴なコンセプトモデルながら簡単な移動の足としての提案が詰め込まれていたのは注目すべき点だ。
これはのちにスマートへと受け継がれていたと言っていい。
そして、'97年に初代Aクラスとして実を結ぶのだが、こちらもただのコンパクトハッチではなく、内容的には実に意欲的なものだった。
たとえば、フロア下を「サイドイッチコンセプト」と呼ばれる二重構造としていたのだが、EVやFCVのベース車も想定してのことだった。
つまりフロア下に電池やインバーターなどのユニットを搭載することを考えていたのだ。
またフロアが二重になっていることの好影響として、ボディ剛性の向上にも大きな効果があった。
これにより、走行性能も高いレベルにすることができた。
実際はユニット自体の開発が遅れ、「F-Cell」と呼ばれる試作車が登場した程度で終わったものの、ただの低クラスへの展開ではない「メルセデス・ベンツが小型車を作ることの意義」とはなにかを世界中にアピールできたのは確かだった。
現在の世界的なコンパクトプレミアムの人気ぶりを見るにつけ、メルセデス・ベンツの先見の明の確かさを強烈に感じざるを得ない。
現行型
ボディカラー
- カルサイトホワイト
- ジュピターレッド
- コスモスブラック
- ポーラーシルバー
- サウスシーブルー
- ノーザーンライツブラック
- マウンテングレー
- オリエントブラウン
パッケージオプションガイド
機能や装備をプラスして満足度をさらに高めるオプションをご紹介します。
おすすめオプション
- レーダーセーフティパッケージ
- ベーシックパッケージ
- COMANDシステムナビゲーションフルセット
メルセデス・ベンツの最先端技術で実現した安全装備はぜひ装着したい。
ベーシックパッケージと合わせて装着すRば十分に満足できる内容になるはずだ。
Bクラスのオプション
パッケージごとに分かれています。
- ベーシックパッケージ
- レザーエクスクルーシブパッケージ
- AMGレザーエクスクルーシブパッケージ
- レーダーセーフティパッケージ
- AMGアドバンストパッケージ
1.ベーシックパッケージ
- メモリー付きフルパワーシート(運転席)
- 電動ランバーサポート(前席)
- クライメートコントロール(左右独立調整)
- サングラスケース
- アームレスト(後席)
- アンダーシートボックス(前席)
- カップホルダー(後席)
- シートバックポケット
- トランクスルー機能
- 12V電源ソケット(ラゲッジルーム)
- リバースポジション機能付きドアミラー(助手席側)
※適合グレード:A 180
2.レザーエクスクルーシブパッケージ
(ぺーシックパッケージ + 以下)
- 本革シート
- メモリー付きフルパーシート(前席)
- レザー調インテリアトリム(ブラック)
- レザーARTICOダッシュボード
- レザーARTICOドアパネル
- アンビエントライト
- パノラミックスライディングルーフ
- harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
※適合グレード:A 180
3.AMGレザーエクスクルーシブパッケージ
(ぺーシックパッケージ + 以下)
- 本革シート
- メモリー付きフルパーシート(前席)
- レザーARTICOダッシュボード(レッドステッチ入)
- レザーARTICOドアパネル(レッドステッチ入)
- アンビエントライト
- パノラミックスライディングルーフ
- harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
※適合グレード:A 180 Sports / A 250 SPORT 4MATIC
4.レーダーセーフティパッケージ
(ぺーシックパッケージプラス + 以下)
- ブラインドスポットアシスト
- ディストロニック・プラス
- レーンキーピングアシスト
- PRE-SAFE
※適合グレード:A 180 Style / A 180 / A 180 Sports
5.AMGアドバンストパッケージ
- AMGドライバー図パッケージ
- AMGパフォーマンスステアリング(本革/DINAMICA)
- AMGフロントアクスルディファレンシャルロック
- AMGパフォーマンスシート
- harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
- AMGエンブレム付きAMG E-SELECTレバー
- AMGエンブレム付きエレクトリックキー
- チャイルドセーフティシートセンサー(助手席)
※適合グレード: Mercedes-AMG A 45 4MATIC
評価/評判(新型メルセデスベンツAクラス)
セグメントを超越したスポーティさ
標準仕様はもちろん、SPORT、さらにMercedes-AMG A 45 4MATICまでグレードに応じたスポーティさを持ち合わせる。
乗り味はやや硬めだが、シャープなハンドリングは運転の楽しさを存分に味わえる要素だ。
クオリティの高い洗練されたスポーティな空間
現行のAクラスがデビューしたとき、その変貌ぶりには多くの人が驚いたことだろう。
それまでのAクラスは、お世辞にもスタイリッシュとは言えず、どちらかといえば”お手頃に購入できるメルセデス・ベンツ”という車として認知されていた。
しかも、現行型よりもクラスは一つ下に位置付けられており、競合となるのはVWポロをはじめとしたBセグメントのモデルだった。
全長が短い割に全高が高く、インテリアもメルセデス・ベンツブランドのクルマとしては、クオリティが少々希薄だった感は否めない。
それでもメルセデス・ベンツのブランド力のおかげもあって、まずまずのヒットモデルにはなったのだが・・・。
そんなAクラスがスタイルはもちろん、ボディサイズ、さらにはコンセプトをも刷新する。
3代目となた新型は、先行型と同じ5ドアハッチバックであったとしても、その趣はまるで異なる。
車高が低く、流れるようなフォルムを纏うことで、誰が見ても「カッコイイ」と思わせるスタイルへと変貌を遂げたのだ。
細部のクオリティは飛躍的に高められ、ボディサイズの拡大によってVWゴルフやアウディA3、BMW1シリーズといったCセグメントのモデルと競合することになる。
Cセグハッチバックのんかあで確固たる地位を確立している先人達に対して競争力を持つには、やはりスタイルだけでは太刀打ちできない。
スポーティな印象を強調した見た目に合ったパフォーマンスを備える必要がある。
既存のメルセデス・ベンツと同様に俊敏性やパワフルな動力性能が与えられ、Aクラスは高水準の走りを披露するクルマに仕上げられた。
情報の認知がしやすく的確な操作が行える
スイッチは機能が使いやすく、情報が瞬間的に把握しやすいうえ、デザイン性にもこだわりを感じさせる。
マルチファンクションディスプレイでは車両情報の確認と機能の操作が可能である。
よくある質問
ベンツ Aクラス 価格
メルセデス・ベンツAクラスの価格です。(グレード別)
- A180 Style=2,960,000円(税込み)
- A180=3,260,000円(税込み)
- A180 Sports=3,870,000円(税込み)
- A250 SPORT 4MATIC=5,290,000円(税込み)
ベンツ Aクラス 中古 価格
年式や車の状態にもよりますが、元の価格を考えると、200万円台~となります。
また、クルマの買い替えであれば、今乗っている車の買い取り価格をアップさせることで、トータルコストを何十万円も下げることができます。
メルセデスの認定中古車「サーティファイドカー」とは
中古車市場には、数多くのメルセデス・ベンツの中古車が出回っています。
その中で、メルセデス独自の厳しい基準をクリアした圧倒的な品質を持つ中古車を「認定中古車(サーティファイドカー)」と言います。
この認定を受けると、「走行距離無制限保証」や「24時間ツーリングサポート」など、認定中古車ならではの充実の補償内容を受けることができます。
ベンツ Aクラス 燃費
メルセデス・ベンツAクラス グレード別の燃費です。(※JC08モード燃費)
- A180 Style/A180=17.6km/リットル
- A180 Sports/A250 SPORT 4MATIC=13.7km/リットル
ベンツ Aクラス サイズ
- A180 Style/A180
全長×全幅×全高=4300×1780×1435mm - A180 Sports/A250 SPORT 4MATIC
全長×全幅×全高=4355×1780×1420mm
ベンツ A クラス 故障
最近の車は「走る電化製品」であると言えるため、メーカー問わず、当然大なり小なり故障はするものであると言えます。
不具合個所によって、部品の交換や、場合によっては新車交換も対応してもらえますので、一度メーカーに問い合わせてみるをことをおすすめします。
ベンツ Aクラス 内装
新型のAクラスは、これまで以上にスポーティさが追求されて、非常にスタイリッシュになりました。
シートには上質なレザーが使用されていて、ホールド性が高く、長時間運転でも疲れづらい作りとなっています。
その他の内装についても、上級セダンの高級感をそのままAクラスに降ろしてきたような上質な空間となっています。
センターコンソールに設置された8型ディスプレイは、ドライバーに必要な情報を的確に届けてくれます。
Aクラス A 45 AMG 4MATIC とは?
新型Aクラスの頂点に君臨する最高性能モデル。
価格は 640万円。
最高出力265kW(360ps)/6,000rpm、最大トルク450Nm/2,250-5,000rpm。
第83回ジュネーブ国際モーターショーで初登場した。
ベンツ Aクラス 後部座席
実際に乗ってみると、大人では少し狭い印象を受けます。
ただし、頭上や膝まわりともに余裕があるので、そこまで窮屈さを感じることはありません。
ベンツ A クラス ライバル車は ボルボ(V40)?
ボディサイズ・用途などから、ベンツAクラスのライバル車となるのは、以下です。
特にVW(フォルクスワーゲン)は、Aクラスにとって一番のライバル車と言えます。
- フォルクスワーゲン(ゴルフTSIハイライン ブルーモーション)
- アウディ(A3 Sportback)
- ボルボ(V40)
- トヨタ プリウス
さいごに、ちょっと得する情報
「資金作りのために、今乗っている車をできるだけ高く売りたい」
「メルセデス・ベンツに買い換えたとき、今乗っている車の売却交渉を優位に進めるために、相場を知っておきたい」
という方のために、
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